夏の電力使用制限、病院・鉄道などは例外に 政府

東京電力東北電力の管内で懸念される今夏の電力不足対策で、政府が大口需要家に対し発動する電力使用制限令について、病院や鉄道など国民生活に大きな影響を与える複数分野を、例外扱いにすることが25日、明らかになった。復興作業を進めている、東日本大震災の被災地企業も例外とする。広く節電対策を呼びかける一方、経済活動や国民生活への悪影響を回避したい考えだ。同日午後にも発表する。

 例外扱いが認められるのは、医療介護、公共交通機関、インターネットのデータセンターといった一部の通信分野、新聞社など。例外分野については業種別に前年比で10%、5%、0%(前年並み)の3段階の緩和を認める。

 たとえば公共交通機関の鉄道では、電力使用制限による交通混雑を避けるために、節電を求める午前9時から午後8時のうち、通勤通学時間帯にあたるラッシュアワーは前年比並みに緩和する。電力需要のピークにあたる午後2時から4時は15%の削減を求める。

 政府は13日に発表した節電対策で最大使用電力量を前年比15%削減することを求めている。このうち契約電力が500キロワット以上の大口需要家に対しては、電気事業法27条に基づく電力使用制限令を発動する。7月1日に開始し、東電管内は9月22日、東北電力管内は同9日まで。従わない場合は100万円以下の罰金が科せられる強制措置となる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000531-san-bus_allより引用。

停電するのに切り分けできるんだろうか?